後期高齢者医療制度の今年度の保険料は、全国平均の月額で初めて7000円を超える見込みとなりました。
75歳以上の人が加入する「後期高齢者医療制度」ですが、現役世代の負担増を抑える制度改正などによってこのようになったようです。
「後期高齢者医療制度」は社会保険における医療補選制度の1つであり、その保険料は、2年に1度、都道府県ごとに改定が行われます。
今年度の1人当たりの保険料は、全国平均で月額7082円と、初めて7000円を超える見込みとなりました。
前年度と比べると507円、率にして7.7%増えていて、平成20年度の制度開始以降、最も大きな引き上げ幅となります。
これは医療費の伸びに伴う、現役世代の負担増を抑える制度改正などによるものです。
来年度は更に全国平均で+110円となり、7,192円の見通しです。