国土交通省は、2025年1月から自動車運送事業者に対する行政処分基準の改正を行うと発表しました。

悪質な法令違反が常態化している自動車運送事業者に対し、より強力かつ重点的に改善を促すため、行政処分基準を強化します。
飲酒・酒気帯び運転に対する「指導監督義務違反」「点呼の実施違反」を新設し、初違反100日車、再違反200日車の車両使用停止を科す予定です。
併せて、トラック運送事業者のみ「勤務時間等告示」の順守違反と点呼の未実施に対する処分量定を引き上げます。

運送は2024年問題とも言われる、時間外の上限規制が適用され、苦しい経営状況が続いています。
物流業界は2025年問題も取り上げられ、IT人材不足(2025年の崖)によるシステムの老朽化も課題になっています。

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