年金額は毎年度、物価や賃金の上昇に応じて改定されます。
そして、これらの上昇に比べて年金の伸びを抑える仕組みが組み込まれています。
マクロ経済スライドと呼ばれる仕組みで、
年金受給世代に我慢してもらい、将来世代のために財源を取り置くことを
目的としています。
このマクロ経済スライドは、基礎(国民)年金と厚生年金で別々に行われています。
厚生年金は積み立てが潤沢なため、2026年度に終了予定ですが、
基礎年金は2057年度まで継続予定です。
このままの制度を維持した場合、団塊ジュニアと呼ばれる世代が
低年金となり困窮するおそれが出てきています。
抑制を前倒しで終了させる必要があります。
ただし問題は財源です。
具体策はまだ議論中ですが、厚生年金の積み立ての一部を
基礎年金に回す案が出ています。
今後の年金改革の動向に注目です。
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